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第324回5月度例会 活動風景 2013.5.11 |
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地球温暖化対策を推進するため、冷房の温度を高めに設定して軽装で働く「クールビズ」が5月1日から始まりました。
通勤中にもノーネクタイの方が多く見られ、この制度の浸透具合がうかがえます。
環境省は6月から、従来の「クールビズ」をさらに進化させた「スーパークールビズ」を率先して実行するそうです。
この新しい制度は、タンクトップとハーフパンツ以外、つまりTシャツとジーンズにサンダル履きでもOKという非常に思い切ったもので、個人のおしゃれ感覚が試されそうです。
大阪消化管撮影技術研究会は、年中「スーパークールビズ」ですのでお気軽にご参加ください。それでは研究会のスタートです。
今回の参加者は 54 名です.
プログラム1 第1症例
西戸副会長が司会を、佐久間会員が読影を担当しました。
病変は、長径40〜50mmの隆起+陥凹性病変である。
隆起成分は比較的丈が高く、立ち上がりは山田福富分類のII型を呈し、辺縁の不整は強くない。
陥凹は浅く、辺縁不整を伴う楕円形。
陥凹辺縁の不整像より悪性を疑い、強弱を変えた圧迫でも病変の形があまり変化しない事よりある程度の硬さを伴う病変と考え
I+IIc型、深達度SMと読影。
結果:f Type2、SE(レポート作成時の表記)
詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.
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プログラム2 前回第2症例の説明
繁昌会員が担当しました。
病変の範囲が陥凹のみなのか周辺のひだも含まれているのかによって、深達度の読影が異なることを指摘。
深達度を読むためのポイント(ひだ先端の性状、空気量を変えた写真、側面変形)について考察されています。
1ヶ月間本当にお疲れ様でした。
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プログラム3 前回アンケートの回答
4月の研究会で実施したアンケートに、学術発表報告に対する質問が2題寄せられていました。
高井会員のバリウムに混入するフレーバーについては紙面にて、発泡剤飲用時に使用されるバリウム濃度については、山本泉太郎幹事より口頭にて回答されました。
今後も質問や疑問にはできる限り回答していく予定ですので、アンケート記入にご協力ください。
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プログラム4 レクチャー&ディスカッション
『読影のスキルアップ4』
田中副会長が担当する恒例のシリーズもいよいよ第4弾となりました。
田中流のこだわりである「生のフィルムを見る」という勉強会が最近は少なくなってきましたが、キーフィルムを見つける訓練をするには、やっぱり全部のフィルムが見たいですね。
今回は症例の読影の他にも、エコーで見る胃の症例や、3DCTを用いた胃の仮想内視鏡モードなどが紹介され、新鮮な気持ちで勉強することができました。
詳しい内容は, 限定ページレクチャー をご覧下さい.
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プログラム5 第2症例検討
藤本幹事が司会を担当し、田中副会長、川岡幹事が読影を担当しました。
充盈像のチェック
川岡:ノーチェック
田中:立位、腹臥位共に、前庭部大彎の辺縁不整を1番でチェックし、陥凹性病変の存在を疑った。
全フィルムでの読影
川岡:前庭部後壁小彎寄りに20×20mmの隆起+陥凹性病変を認める。
隆起の丈は低く、立ち上がりは山田福富分類のII型、隆起辺縁の性状はやや不整である。
陥凹は地図状で浅く、内面には顆粒像がみられる。
硬さは感じられず、背景粘膜が委縮性であることからIIa+IIc型、深達度M、分化型癌と読影した。
田中:同じく隆起+陥凹性病変で部位、大きさ、隆起成分の読影は川岡と同じであった。
浅い陥凹が不整な星形を呈しており、内面に顆粒像は見られず平滑である。
やや強めの圧迫で、隆起の辺縁がわからなくなるので柔らかい病変と考えIIa+IIc型、深達度M、萎縮した背景粘膜より分化型癌と読影した。
結果:f Type0 IIa+IIc、T1(M)、tub1 (レポート作成時の表記)
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詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.
(記:福本 弘幸)
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