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第291回8月度例会 活動風景 2010.8.7 |
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立秋も過ぎ,お盆も終わったというのに異常な暑さが続きます.会員の皆様方はこ の猛暑の中如何お過ごしでしょうか?
こう暑くては外出するのも億劫ですね,家でナイター中継をテレビ観戦しながらビ ールを飲むのが一番でしょう!なにしろ阪神タイガースは首位争いの真っ只中です からね.ただ心配なのが主力選手がベテラン揃いであり,夏バテしていないかどうか です.それが首位争いから抜け出せない一因ではと思われますがどうでしょうか?
生きのいい若手が出てきて欲しいものです.例えばパリーグの本塁打争いのトップ を走るオリックスのT岡田選手,5試合で8ホーマーを打った日本ハムの中田翔選手 ,2人とも素晴らしい活躍です.我がタイガースも今年は首位争いをしていますが来 年以降が心配です.出て来い若手選手.
さあそれでは暑さにも負けず研究会スタートしましょう.
今回の参加者は 70 名です.
プログラム1 第1症例
米谷幹事が司会を担当しました.
岡本会員が指名されました.
立位充盈像で体下部小彎に突出像が見られる.
大きさ3×3cm位のほぼ類円形の陥凹性病変.
陥凹は深く,側面像を見ても内面はきれいである.辺縁は多少の不整があるが外に 凸,周囲にはひだ集中もなく,周りの隆起所見も浮腫と考え,圧迫でも硬さがみ られないので,良性潰瘍と思います.
森永,深い潰瘍は良性だが周りが気になり,表面模様が粗く異常である.側面変形 はなだらかな欠損像,IIc+III,深達度はM.
結果:良性潰瘍
X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.
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プログラム2 前回第2症例の説明
田内会員が担当しました.
今回が初めてのレポート担当であったそうです.
聞くところによるとパソコンもあまり扱っていなかったそうで,かなり苦労された ようです.レポートは初めてとは思えないくらいの出来だと思います.
この経験を生かして次回はさらに素晴らしいレポートが出来ると思います.
ご苦労様でした.次回も期待しています.
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プログラム3 特別講演
『ヘクトバクター・ピロリ時代の胃X線造影診断』
奈良県立医科大学病院 放射線科助教授 伊藤高広 先生
先生の勤務される施設では現在,バリウム検査は内視鏡検査の1/10以下ですという言葉からスタートしました.
内視鏡検査の弱点を説明され,バリウム検査の生きる道は?として,上部消化管検査を見直すと言われました.
バリウムを含んだ瞬間から検査が始まるとして、咽頭、喉頭部の透視像にて嚥下異常の指摘と病変の説明をされました.また食道下部が入っていなければならないと強調され,十二指腸では空腸起始部までが上部消化管造影の責任範囲であると力説されました.
ピロリ菌と胃がんについてでは,ピロリ菌感染者の生涯発癌リスクが30倍という数字には驚かされました.
続いて,ABC検診.カテゴリー分類と先生の解かり易く丁寧な説明が行われました.
長い時間でしたが,内容の素晴らしさに感動しているうちに終わったという感じでした。伊藤先生、素晴らしい講演、有難う御座いました.
(福本 弘幸)
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