[1月例会]
を表示

第309回2月度例会 活動風景  2012.2.4

[3月例会]
を表示

寒い日が続き,インフルエンザが猛威をふるっています.
我が家では高校入試を控えた受験生がいるため注意していたのですが,試験を4日後にひかえたところで,家内がワクチンを接種しているにもかかわらず, インフルエンザを発症してしまいました.

もちろん家内は子供との接触をできるだけ避けることとなり,子供の弁当,その他の雑用が私のところに回ってきました.
幸い子供はインフルエンザの感染もなく無事,受験することができたのですが,私はもうヘロヘロ.
この冬はインフルエンザよりも強烈は数日間を過ごすことになりました.

皆様も十分ご注意下さい.それでは研究会の始まりです.

今回の参加者は 68 名です.



プログラム1 第1症例

司会は前田幹事,読影は白波瀬・細見幹事が担当.
白波瀬は幽門前部小彎にバリウムをはじく隆起性病変,
背臥位二重造影像において胃角部に二重ラインがあるとし,隆起性病変の2ヶ所を指摘した.
病変の可能性として,ポリープ,腺腫,Uaであるとした.

一方,細見は噴門下部後壁に粘膜模様の異なる部分を指摘し,隆起性病変を疑った.
また,胃体部にもひだの太まりを指摘し,総合的にMALTリンパ腫などの非上皮性病変とした.

会場の意見として,板谷は粘膜下からの病変であるとし,
岡崎は穹窿部後壁に粘膜の変化と陥凹を指摘し,病変の範囲が追いづらいことよりスキルスとした.
また,三宅は虫体を指摘し,アニサキス症とした.



詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.


プログラム2 『前回第2症例の説明』


前回第2症例のレポート報告は,藤本幹事でした.
今回の症例は三重癌であり,「それぞれの病変を見失わずに判断する」ということをレポートしていただきました.

また,レポートにも記載されていましたが「一つを見つけても,二つ三つを疑う」この言葉が教訓になった症例でした.

1ヶ月間お疲れさまでした.




 プログラム3 特別講演


『ネガ・ポジ像の対比による胃癌X線読影法』


今回の特別講演は「ネガ・ポジ像の対比による胃癌X線読影法」と題して,大阪胃腸会代表,中村信美先生の講演でした.

ネガ像とポジ像を対比,読影することで病変の拾い上げの精度を向上し,淡い陰影斑を慎重に読影することにより,小さな病変も指摘することができるということを,多くの症例を提示,説明していただきました






(記:米谷 孝史)

[1月例会]
を表示

第309回2月度例会 活動風景 2012.2.4

[3月例会]
を表示

▲ RETURN TO TOP PAGE  ▼