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第311回4月度例会 活動風景  2012.4.7

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新年度がスタートし,約1ヶ月が過ぎました.我が家では高校,中学とそれぞれの入学があり子供たちは新しい環境でのスタートとなりました.
制服,持ち物など新しくなり,このドサクサに紛れipod nanoというものを買わされることになりました.
初めて見るipod nano.塩昆布ほどの小ささに驚き,小さい割にその性能の高さ,取り扱い説明書がないことにまた驚き,まさに驚きの連続.
最近までポケモンを見て喜んでいた子供たちが何の苦もなく簡単に操作する様子に成長を感じています.

では,4月研究会スタートです.

今回の参加者は 63 名です.



プログラム1 第1症例

司会は西戸副会長が担当.
参加者全員によるディスカション形式で行われました.

病変は胃体中部後壁中央に存在するひだ集中を伴う病変.
ひだ先端所見の様々な意見,例えば,中断,先細りなど出され,その意見に副会長が解説されるように進行された.
他,ひだ集中の定義や潰瘍とIIc との鑑別も解説された.


詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.


プログラム2 総 会

井上会長より平成23年度会務報告,例会実施,会誌の発行,ホームページ,メールマガジンなど年間行事が滞りなく遂行されたとの報告があり,今年度の役員,各委員紹介がされた.
続いて,平成24年度事業計画,予算案が報告され会員の方々の了承が得られました.




プログラム3 レポート報告

井上(香)幹事が報告されました.
シェーマは細かい部分まで描かれ,考察においては分類わけが丁寧にされていました.組織型においてもわかりやすく書かれてありました.

1ヶ月間お疲れ様でした.




プログラム4 レクチャー&ディスカション 『読影の実際とそのプロセス』

井上会長が担当しました。

    ハイレベル読影の5ヶ条として,
    1:読影≒撮影
    2:細部まで自分の目で確認
    3:がんの組織型の特徴を考慮
    4:盲点を考慮
    5:精密検査の必要性
の判断を掲げ,多くの症例を提示,解説していただきました.


詳しい内容は, 限定ページレクチャー をご覧下さい.


 プログラム5 第2症例検討

司会は田中幹事,読影は三宅先生,前田幹事が担当.

前田は幽門部小彎に病変を指摘.
小彎線を跨いで前後壁に及ぶ隆起+陥凹性病変を認めるとした.
病変の大きさは15×15mm,隆起の性状として,立ち上がり山田II型,辺縁は整,隆起表面に浅い陥凹が存在するとした.
陥凹の性状として,深さは浅く,陥凹辺縁は不整形とした.
以上より,肉眼形態IIa+IIc ,深達度SM,組織型は分化型とした.

一方,三宅は前田とほとんど同意見で,肉眼形態IIa+IIc,深達度SM massive,組織型は分化型とした.
両読影者共に病変は十二指腸には及んでいないとした.

会場の意見として,森永は側面変形がないことより深達度M,
森下も病変の形に変化がみられることより深達度Mとした.
 



詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.


(記:米谷 孝史)

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