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第315回8月度例会 活動風景  2012.8.4

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過去最多のメダルを獲得し,日本中を沸かしたロンドン五輪が8月12日閉幕しました.
個人的には男子選手も頑張っていましたが,どちらかというと女子選手の活躍が目立ったように感じました.

いずれにせよ多くのドラマとアスリートたちの素晴らしい笑顔を見ることができた五輪でした.
深夜,早朝からの放送が多かったため生活リズムが不規則になり,睡眠不足の疲れがこの時期出ないよう体調管理に十分ご注意ください.

では,メールマガジンのスタートです.

今回の参加者は 81 名です.



プログラム1 第1症例

司会は白波瀬幹事,読影は細川先生が担当.

細川は幽門前部後壁中央に隆起+陥凹性病変を指摘.
形は円形,大きさ25×25mm.隆起の性状として立ち上がりは山田 II 型,高さは高く,結節状隆起であるとした.
陥凹の性状として辺縁は陥凹に向かって内に凸,陥凹の深さは深く,陥凹底は不明であるとした.
病変周囲の性状はひだ集中を伴うとした.
硬さの読影は柔らかい病変とし,陥凹の内に凸の所見を悪性の根拠とし,悪性リンパ腫とした.

会場の意見として吉本は,隆起の立ち上がりは山田 I 型,隆起表面は正常粘膜で覆われ,ブリッジングホールドを指摘し,良性潰瘍とした.

田中は陥凹辺縁にとびだし所見,蚕食像を指摘.粘膜下に浸潤する病変であるとし進行癌と読影した.


詳しい結果,X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.


プログラム2 レポート報告

前回第2症例のレポート報告は細川先生でした.
精密なシェーマと陥凹の読影を詳しく項目別に考察され,わかりやすいレポートでした.

次回もよろしくお願いします.
1ヶ月間お疲れ様でした.




プログラム3 特別講演 『究極の胃X線検査法をめざして』

佐賀県医師会成人病予防センター中原慶太先生をお招きし,「究極の胃X線検査法をめざして」と題して特別講演をしていただきました.

スクリーニング検査でありながら精密検査の性質をもっている撮影を目指し,以下の5項目に分けて講演していただきました.

  • 画像良好なNPO基準撮影ができる.
  • 標的部位の盲点をなくす.
  • 胃形に応じた最適撮影ができる.
  • 異常所見を透視下で認識できる.
  • 異常所見を的確に描出し,追加撮影ができる.

以上を症例を呈示して頂き説明していただきました.ありがとうございました.





(記:米谷 孝史)

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