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第232回8月度例会 活動風景 2005.8.6 |
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大阪では,暑い日々が続きます.会員の皆様方の地域は如何でしょうか?
四国地方では,早明浦ダムの貯水率が10%を割り込む事態に.信越,北陸地方では,豪雨のため多くの被害が出るという,全く反対の事が起こっています.降りすぎる雨を四国地方に持ってゆければいいのですが,自然が相手では無理ですね.早く解決してほしいものですね,そう願わずにはいられません.
今月の研究会は,馬場 保昌先生の特別講演が行われます.多くの参加者が来られるだろうという事で,私も早々に会場入りし受付を手伝う事になっております.各幹事もそれぞれの準備に頑張っています,例会後のビアパーティで美味しくビールを飲むために頑張りましょう!
それでは研究会のスタートです.
今回の参加者は 85 名です
プログラム1 前回第2症例レポートの説明
レポーターの田中会員は,2回目のレポート担当です,前回に比べ内容については格段に進歩しています.考察については,順序立てて詳しく書かれており良いですね,ただ今回のシェーマについては,もう少し頑張って欲しかったですね,説明も堂々とこなしていましたし,惜しいです,次回を期待しています,ご苦労様でした.
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プログラム2 第1症例検討
米谷幹事が司会を担当しました.
高井会員が指名されました.
全フィルムが提示され読影が始まりました.
病変は二ヶ所あり.
一ヶ所は,胃角真大彎に陥凹性病変があり,fold がきれいに一ヶ所に集中している,潰瘍瘢痕と思われる.
もう一ヶ所は,体下部後壁にある,大きさは1cm弱,線状で周りに顆粒が3個ある,陥凹は浅くビラン程度,fold 集中あり.
空気大量の写真では,病変が伸びて顆粒のみが目立つ.根拠として乏しいが,陥凹の形が不整で周りに顆粒があるので悪性と思う.
硬さについては,強い圧迫では病変が飛んでしまう.軽い圧迫では顆粒がわかる程度であり柔らかい.陥凹の中に顆粒がなく,ヒゲ状の飛び出しがあるので,IIc,深達度Mの分化型と思う.
田中(幸)は,集中するfold に先細り,先端のボケた変化がある.fold の変化をたどってゆくと,大きさは1cm以上であり,顆粒も3個ではなくもっとある.
空気少量の写真ではもっと良く範囲が追える.陥凹のエッジがギザギザしており蚕食像と読む. IIc,M,未分化である.
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詳しい結果は<限定ページ> をご覧下さい.
プログラム3 特別講演「新・撮影法の評価とX線所見分類について」
待ちわびた,馬場 保昌先生の特別講演の始まりです.
今回は,間接写真を中心に行われました.
バス検診での前壁撮影時に,布団を入れる事によりIIc病変を見つけた症例を提示されました,この症例が間接撮影において布団を使うきっかけとなったそうです.
続いて,多くの症例を提示されましたが,二重造影の短所,弱点を知り補う必要性について説明され,透視下で異常所見に気付き,病変を表し,読み取る事の重要性を強調されました.
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詳しくは限定ページ,レクチャーを御覧下さい.<限定ページ>
プログラム番外
例会終了後,8月恒例のビアパーティが行われました.
馬場先生にも参加していただき,楽しい一時を過ごしました.
(福本 弘幸)
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