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第285回2月度例会 活動風景  2010.2.6

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 2月13日(現地は12日)に第21回バンクーバー冬季オリンピックが開幕し,熱戦が繰り広げられています. スキー,スケートなど冬のスポーツには全く無縁の私ですが,やはり観戦してしまいます.ルールなどわからないことばかりですが, 特に何度みてもわからないのがフィギュアスケートです.新聞によるとジャンプの踏み切りの場合,右足,左足で踏み切るかどうかでちがいがあり, 3回転したのか,3回転半したのか,何回まわったのか見ていて全くわかりません. しかし,審判はそれを瞬時に見分け,判断しているのでしょう.すごい動態視力だと思います. これだけの視力があれば胃透視において病変をすべて指摘できるのではないかと羨ましく思ってしまいます. そんなことを考えながら日本選手を応援しています. それではメールマガジンのスタートです.

今回の参加者は 77 名です.



プログラム1 第1症例

 司会は丹羽幹事が担当.読影は田中幹事,細見先生でした.
田中は病変は1ヶ所.胃角部から幽門前部,大彎を跨いで前後壁に存在し,病変の主体は後壁側で,一部小彎におよぶ病変とした.
病変の性状として,大彎線に陰影欠損像を認め,陥凹は不整形,陥凹内面は無構造,陥凹周囲にはひだ集中をともない,下から盛り上がる所見があるとした.
肉眼形態3型進行癌,深達度MP以深とした.
一方,細見は肉眼形態,深達度は田中とほとんど同じで,病変の存在部位いおいて前壁主体の病変ではないかとの意見であった.


X線写真,マクロ等は<限定ページ>をご覧下さい.


プログラム2 レポート報告


 前回1月の第2症例レポート報告は尾畠先生でした.シェーマでは細かいアレアまで描かれ, マクロ像とX線像が対比され,わかりやすく病変の範囲も考察されていました.
又,組織型についても解説されていました.1ヶ月間お疲れさまでした.



プログラム3 特別講演


 今回の特別講演は「上部消化管X線撮影法」,講師は淀川キリスト教病院の吉本勝先生でした.
胃の解剖,NPO精度管理の撮影法の説明,見逃しやすい部位と部位別に撮影された症例を提示していただき, それらの病変の正面像と側面像をX線像と胃模型を比較し,わかりやすく丁寧に説明していただきました.
ありがとうございました.






(米谷 孝史)

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